この記事では、サーモス・象印・タイガーの水筒の洗いやすさや使いやすさを中心に比較します。
サーモス、象印、タイガーといえば、魔法瓶や水筒の世界でトップクラスのブランドですね!
これらのブランドは、独自の技術で保温保冷の効果が高く、使いやすさにも定評があります。
水筒を選ぶときに、特に重要なのが「洗いやすさ」です。
多くの方が、日々使う水筒だからこそ、洗いやすいものを選びたいと考えています。
そこで、サーモス・象印・タイガーの水筒の洗いやすさや使いやすさについて調べてみました。
これらについてさらに詳しくご紹介しますね。
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洗いやすさ・使いやすさのチェックポイントって?
水筒の洗いやすさ・使いやすさを見るときのチェックポイントについてご紹介しますね。
まずは、広口であるかどうかが大切です。
広口なら、手をサッと入れて中をラクに洗えますよね。
また、食洗機対応やパーツが少ないモデルも便利です。
食洗機が使えると入れるだけできれいになるので楽ちんですよね。
それにパーツが少なければ、それだけ洗う手間も減ります。
手洗いが必要な場合でも、特に蓋の栓が洗いやすいかどうかは外せないポイントです。
これから、サーモス、象印、タイガーの各社の製品を比べながら、どの水筒が使いやすいか探ってみましょう。
チェックポイント①広口
広口の水筒は、手を中に入れて洗うことができて本当に便利です。
ただ、しっかりと手を入れて洗うためには、口が7cmから8cm以上開いている必要があります。
このサイズだと、大きめの1L以上の水筒になることが多いですね。
一方で、350mlのような小さめの水筒は、スポンジを手に持って内部をなぞるように洗うことはできます。
ただし、サーモス、象印、タイガーのようなメーカーでは、500ml以下のサイズで広口の水筒は少なめ。
ですので数は限られますが、3社の水筒の中から少し広口な水筒に絞ってみていきましょう。
サーモスの広口の特徴
サーモスの水筒は特に軽量でコンパクトなものが多いです。
そのため、広口タイプはあまり見かけません。
しかし、タンブラー型の「JOV」モデルは、口径が広がっているので350mlサイズだとスポンジが底まで届きやすいんです。
ほかにも、生産はすでに終了していますが、Amazonではまだ手に入る旧モデルのタンブラー型水筒「JOE」があります。
この360mlのモデルも、スポンジが底まで届く設計になっているので、清掃がしやすいですよ。
▼タンブラータイプならパーツも少なく広口で洗いやすいです
象印の広口の特徴
象印の水筒は、サーモスよりさらにコンパクトに作られている印象です。
一般的なサイズの水筒でも大体4cm程度で、手を入れるにはちょっと狭いんです。
でも、大容量スポーツタイプの「SD-BD」や「SD-BX」などは口径が7cmになっていて、こちらは女性の手ならば比較的楽に入りますよ。
そして象印もタンブラー型の水筒を出していて、350mlサイズならスポンジが底まで届くようになっています。
▼大容量スポーツタイプなら口径7センチなので手を入れて洗えますよ
タイガーの広口の特徴
タイガーの水筒では、350mlや500mlの標準サイズで広口のものはそれほど多くありません。
ですが、1Lサイズの「サハラシリーズMME」は別です。
こちらは手がすっぽり入り、洗いやすいと大変好評を得ています。
このサイズで手が入る水筒は他のブランドでも少ないので、サハラシリーズは特に注目されていますよ。
▼タイガーのサハラシリーズならすっぽり手が入って洗いやすいのが魅力です
チェックポイント②撥水性
撥水性が高い水筒は、水だけでなく汚れやにおいも付着しにくくなるため、お手入れが簡単になります。
内部に手が届きにくい水筒でも、撥水性が高ければ、軽いすすぎだけできれいになることもありますね。
さらに、撥水性が高いと、洗った後の水筒の乾燥も早く、水滴が残りにくくなります。
サーモス、象印、タイガーの各ブランドのコーティングを見てみましょう。
サーモスの撥水性
サーモスはどのようなコーティングを使用しているか具体的には公表してないため不明。
フッ素コーティングは一般的に撥水性が高く、多くの製品で使用されていますが、私が持っているサーモスの水筒では、フッ素コーティングほどの撥水性は感じられません。
サーモスの水筒は購入時には撥水性が非常に高いです。
が、使い続けるうちにその撥水効果が徐々に低下する傾向にあります。
象印の撥水性
象印は「ラクリアコート」や「ラクリアコート+」と呼ばれるフッ素樹脂ベースのコーティングを採用。
これにより、水筒の内部は非常に撥水性が高く、錆びにくく、塩分にも強いです。
象印の水筒は、内部の撥水性が特に高く、その効果は長持ちすることが特徴です。
▼撥水性は№1!フッ素コートで錆にも強く撥水性長持ちなのが嬉しいですね
タイガーの撥水性
タイガーは「NO・フッ素コート」と宣言し、環境に配慮した取り組みを行っています。
そのため、フッ素樹脂を使用したコーティングは採用せず、「スーパークリーン」や「スーパークリーン+」という独自の加工技術を用いています。
これは、内部の表面を滑らかにすることで、汚れやにおいが付きにくくし、衛生的に保つ技術です。
また、サビに強いため、スポーツドリンクなどの塩分を含む液体も安心して入れることができます。
撥水性は高いものの、フッ素コーティングのように強力なものには若干劣ります。
ですが、環境を考慮した素晴らしい技術です。
▼非フッ素コートで環境に配慮しつつ高い撥水性を兼ね備えてるのは嬉しいポイント
チェックポイント③食洗器で洗えるか
水筒は通常、底まで手が届きにくいものが多いのですが、食洗器を使えば手間なく洗えて大変便利です。
特に、水だけを入れていた場合は、食洗器の使用がとても効果的です。
サーモスの食洗器対応
サーモスでは、多くの水筒が食洗器で洗えるように設計されています。
たとえば、JOV、JOK、JOR、JOQ、JOK、JOLシリーズは食洗器OKです。
これらの中でも最新のJOVはすべてのパーツが食洗器対応。
ですが、他のモデルは一部のパーツを除いて対応しています。
特に、パッキンのような熱に弱い部品は注意が必要ですね。
▼サーモスJOVなら全パーツ食洗器OKなのでお手入れ簡単です
象印の食洗器対応
象印の水筒は、基本的に食洗器使用は推奨されていません。
もし食洗器を使って洗うと、問題が生じる可能性があります。
食洗器を使用したことでの問題についてはメーカーのサポートが受けられないこともあるため要注意です!
タイガーの食洗器対応
タイガーは、最近のモデルで食洗器対応が増えています。
- 使いやすさを重視した「MMP」シリーズ
- 持ち運びやすさと洗いやすさを兼ね備えた「MMZ」シリーズ
- 炭酸飲料対応の「MKB」シリーズ
などが食洗器OKのシリーズになります。
▼MMZシリーズなら洗いやすさも◎で食洗器にも対応していますよ
チェックポイント④蓋の栓
直飲みマグタイプの水筒の多くには、蓋に栓がついています。
これはボトルをしっかり閉めるために重要ですが、栓があると洗うのが少し大変になります。
一部、栓がない蓋の水筒もあり、その場合は蓋をすっきりと洗いやすくなります。
ですが、密閉性は栓がないぶん劣ってしまいます。
サーモス、象印、タイガーの三社とも、マグタイプの水筒には栓がついているタイプがほとんどした。
ただし、サーモスのJOQモデルでは、洗いやすさを考慮して着脱可能な栓を採用↓
これはサーモス独自のアイデアで、蓋が洗いやすい一方、耐久性に関しては少し留意が必要です。
洗いやすさを取るか、耐久性を取るか、で検討するのがいいですね。
チェックポイント⑤シームレスキャップ
シームレスキャップは、パッキンと栓が一体化されていて、個別にパッキンを取り外す必要がありません。
日々の使用でパッキンを気にすることなく快適に使用できる点が大きな利点です。
この便利なシームレスキャップは、象印が開発し、市場でも好評を博しています。
その成功を受けて、他のメーカーも類似の一体型キャップを採用した製品を発売していますよ。
サーモスのシームレスキャップ
サーモスは象印に続いてシームレスキャップを採用。
最近ではJOQモデルでシームレスデザインを導入しました。
JOQモデルは、栓とパッキンが一体となっており、使い勝手の良さから好評を得ています。
今後も新しいモデルには、このシームレス設計が増えていくと予想されます。
▼JQQシリーズはシームレスキャップで使い勝手の良さが好評です
象印のシームレスキャップ
象印はシームレスキャップの先駆けとして、その技術は広く知られています。
象印の製品では、ほとんどの水筒に一体型キャップが採用されています。
特にワンタッチタイプや大容量の水筒でもシームレスキャップが見られるのが特徴的。
その革新性と使い勝手の良さで、象印の水筒は非常に人気があります。
▼大容量でシームレスキャップは洗いやすさ抜群ですね
タイガーのシームレスキャップ
タイガーも最近、シームレスキャップを採用したMMPやMMZシリーズをリリースしました。
小容量から大容量までさまざまなサイズがあり、象印やサーモスの製品と同様にパッキンが栓に固定されています。
シームレスキャップを採用したことで、使い勝手が向上し、ユーザーからの評価も高いです。
チェックポイント⑥抗菌加工
抗菌加工が施された水筒は、蓋や飲み口部分に抗菌剤を配合しています。
水筒は直接口をつけて飲むため、抗菌加工によって細菌の増殖を効果的に防ぎ、衛生的に使用できるのが大きなメリットです。
サーモス、象印、タイガーの三社の中では、抗菌加工された水筒は多くありません。
サーモスに至っては抗菌加工されたモデルを見つけることができませんでした。
象印はSD-ES08モデルのみが抗菌加工。
タイガーではMCZやMCTシリーズが抗菌加工に該当します。
タイガーでは抗菌パーツを別売りで提供している点も特徴的です。
▼数少ないタイガーの抗菌加工モデルはこちら↓
サーモス、象印、タイガーの洗いやすさ・使い勝手:総評
サーモス、象印、タイガーの三大メーカーが提供する水筒の洗いやすさについて、各社の特色をまとめてみました。
それぞれの特徴を押さえておくことで、あなたにとって最適な水筒を選ぶ手助けになるはずです。
サーモス
サーモスの水筒は食洗機対応モデルがとっても多いです。
手洗いが難しい軽量コンパクトタイプでも、食洗機で簡単に清潔にできます。
特に、蓋が取り外し可能なJOQモデルは、食洗機対応に加えてシームレスキャップも採用。
洗いやすさを追求したデザインです。
▼とくにJQQシリーズは食洗器OKでシームレスキャップと洗いやすさ抜群です
象印
象印はシームレスキャップを採用した水筒が特に多いです。
少ないパーツで構成されているため、手洗いの手間が軽減されます。
さらに、内部には強力な撥水効果のフッ素コートを施しており、汚れやにおいがつきにくいのが特長。
これにより、乾燥時間も短縮されます。
▼シームレスキャップとフッ素コートでお手入れ簡単なのが嬉しいですね
タイガー
タイガーは環境と人権に配慮した製品作りを心がけています。
「NO・フッ素コート」を掲げるなど、独自の「スーパークリーンPlus」加工で撥水性や汚れにくさを実現しています。
また、抗菌機能にも力を入れており、衛生的な使用が期待できます。
▼タイガー独自の環境にやさしい撥水加工で洗いやすく乾きやすいのがポイントです
サーモス・象印・タイガーの水筒比較!洗いやすさ・使い勝手まとめ
この記事では、サーモス・象印・タイガーの水筒の洗いやすさや使いやすさの比較についてご紹介しました。
- 水筒の洗いやすさのチェックポイントは、広口、撥水性、食洗器対応、蓋の栓、シームレスキャップ、抗菌加工
- サーモスの水筒は、食洗器対応が多くパーツ分解も簡単で洗いやすさ№1
- 象印の水筒は、どのタイプもシームレスキャップ採用で洗いやすい
- タイガーの水筒は、環境に考慮しつつ高品質な撥水加工と抗菌加工でお手入れ簡単
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